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(*^^)v 見て、覚えよう~!! 知っておいて損は有りません。健康なんでも雑学~!! |
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(>_<) メタボリックシンドロームって?? | |
■メタボリック・シンドロームって、何?? ・メタボリック・シンドロームとは、別名『死の四重奏:Deadly Quartets』と呼ばれています。 メタボリック・シンドローム(以降メタボと表示)の柱となる肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病の存在が、動脈硬化に関わっていると以前から知られていました。なぜ今になってメタボという言葉が登場したのかというと、現代人の生活習慣病の増加が深く関わっていると考えられます。 生活習慣の変移によって動脈硬化を起因とする狭心症や心筋梗塞、脳梗塞といった病気は、治療法の進歩及び医師を中心とした医療チームの技術レベル向上に伴い、救命可能なケースも増えています。しかし、死亡率は低下しましたが、病気そのものが減っているわけではなく、逆に予備軍を含めると増加傾向にあります。病気の治療には必ず限界というものが存在します。 そこで必要なのは『病気になってからの治療』から一歩進んで、『病気そのものを予防する』ことです。つまり、メタボリック・シンドロームという病名は、こうした合併症を起こしやすい、動脈硬化症になりやすい人の早期発見を目的につけられたという側面もあります。血圧や脂質及び糖代謝異常、個々の影響は小さくとも、複数の因子が重なることで重大な合併症である脳梗塞や心筋梗塞といった血管障害の危険度は2倍から3倍にも上昇します。 このように、メタボが動脈硬化に関連しているのは事実ですが、もし病気(合併症)そのものにかかる人を減らすことができれば、国民医療費の軽減だけでなく、多少なりとも医師不足解消にもつながる可能性など、様々な面から社会的にも有用と考えられます。メタボリック・シンドロームは警鐘としての役割も担っているのです。 ※禁煙外来が保険適応となったのも、こうした予防医学の重要性のためです。 |
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■メタボの危険因子・・・高血圧編 厚生労働省によると、日本人では、 ・30歳以上の人のうち男性は約51.7%、女性は39.7%が高血圧(140/90mmHg以上)と発表されています。医師から高血圧といわれた人のうち、薬を服用している人は68.4%で、65歳以上の高齢者では、高血圧とその合併症である脳梗塞、脳卒中が医療費の約1/3を占めています。血圧も年齢と供に上がっていくと言われているので、若いうちから生活改善が大切です。 高血圧は動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。また、高血圧は腎臓にも悪影響を与えます。高血圧を放置すると、腎臓に負担がかかり『腎硬化症』による腎不全となって透析療法が必要となることがあります。腎臓を悪くして人工透析をする人の原因の3位は高血圧となっています。また、脳血管性認知症だけではなく、アルツハイマー病と高血圧の関係も示唆されておます。脳血管の状態と関連しているとも考えられています。 |
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■メタボの危険因子・・・高血糖編 『糖尿病が強く疑われる人』の690万人と『糖尿病の可能性を否定できない人』の680万人は、合わせて全国に1,370万人いると推定されています。しかし、糖尿病で治療を受けている人は約212万人しかおからず、糖尿病が放置されている状態です。糖尿病は管理が可能な病気ですが、一度なったら治らないので、一生病気と向き合うことになります。 きちんと管理されていない糖尿病により発症する合併症は、深刻で、人工透析を始める人は年間に1万3000人以上です。週に2~3回、透析を受けなければならず、日常生活に大きな影響を及ぼします。その他にも厳しい食事制限、交通の手配など難しい部分が多く出てきます。日本での透析患者数は約25万人で、その約42%が糖尿病によるものです。人口当たりの透析率は世界でトップです。日本の約2倍の人口数であるアメリカの透析の合計数と同じくらいです。失明になる人も年間3500人以上に及びます。 その他にも、神経障害により手足の怪我や火傷に気づかなくなったり、壊疽により足の切断につながることもあります。年間約3000人以上の人が切断するといわれています。日本人のほとんどの糖尿病は、生活習慣が原因で起こる糖尿病です。遺伝によって、糖尿病になりやすい体質はあっても、本気で予防に取り込めば防ぐことが可能な病気です。 |
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■肥満やメタボが招く病気は本当に怖い!! 『内臓脂肪型肥満』があって、『脂質』・『血圧』・『血糖』のうち2つ以上当てはまる場合が『メタボリックシンドローム』と呼びます。 『メタボ』を放っておくと、動脈硬化が進んでしまい動脈硬化性の疾患を起こしやすくなります。また、『メタボ』とは診断されなくても、内臓脂肪が蓄積するタイプの肥満があることで、生活習慣病を起こしやすくなります。 では、肥満やメタボリックが招く病気とは、いったいどのようなものがあるのでしょうか。 主な疾患を下記にまとめてみました。 ■狭心症 ・冠動脈の血管が狭くなることにより、栄養や酸素が不足することで起こる胸痛。30分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性もあります。 ■心筋梗塞 ・冠動脈の動脈硬化により血管の内腔が狭くなり、血液の流れが途絶え、酸素や栄養が心筋に届かず、筋細胞が壊死してしまう病気です。心不全やショックを合併して引き起こすこともあります。 ■脳卒中 ・脳内の血流が悪くなり、脳内の血管や中枢神経が障害を受けることで、さまざまな危険な症状がみられる状態です。 ■2型糖尿病 ・高エネルギーの食事や運動不足が原因となり、血糖値が高くなり、血管や神経に悪影響を与えるものです。 ■高脂血症 ・血液中の脂質量が多いこと。脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。 ■高血圧 ・血圧が高い状態。症状が進むと心筋梗塞や脳卒中などを起こすことがある。 その他、睡眠時無呼吸症候群や胆石、大腸がん、乳がんなどのリスクを高めると言われています。 |
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