(^_^)/糖尿病を知ろう~!! | |
まずは、1型糖尿病の発症病因は??。 | |
1型糖尿病とは?? 『1型糖尿病』=(IDDM、インスリン依存型糖尿病、小児期に起こることが多いため小児糖尿病とも呼ばれています)は、主に自己免疫によっておこる病気です。自分の体のリンパ球があやまって内乱を起こし、自分自身のインスリン工場、膵臓のランゲルハンス島B細胞、の大部分を破壊してしまうことで発病します。 『生活習慣病』でも、『先天性の病気』でもありません。遺伝して同じ家系の中で何人も発病することもまれです。過去のウイルス感染がリンパ球の内乱のきっかけになっている場合が多いのですが、糖尿病の発病は、ウイルス感染が治った後の出来事ですから、糖尿病が感染することはありえません。 『1型糖尿病』では、自分の体の中の工場でインスリンを作ることができなくなってしまいます。インスリンがないと、グルコース(ブドウ糖)を細胞に取り込むことができず、血管の中にグルコースが溢れかえることになってしまいます。グルコースは、細胞のエネルギー源として大切なものですが、血管の中に大量に残っていると、様々な形で血管の壁に溜まり、糖尿病特有の合併症に繋がります。 『1型糖尿病』では、脳死膵臓移植や膵島移植を受けるか、血糖測定をしながら、生涯にわたって毎日数回のインスリン自己注射またはポンプによる注射を続ける以外に治療法はなく、糖尿病患者の99%を占める2型糖尿病(成人病型)とは、原因も治療の考え方も異なります。 日本での年間発症率は、10万人当たり1~2名ですが、主に子どもに起こる原因不明の難病であることに加え、治療を厳密に行わないと心臓、腎臓、眼、神経等の病気が発症しますので、患者本人の苦痛はもとより、患者家族にとっての精神的、経済的負担は多大なものとなっています。 |
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